2011年 04月 25日 ( 1 )

4月25日  岩手の海に潜って

今日も南風、明日も南風、あさっても南風しかも強風。
こんなに連続でクローズするのは初めてではないでしょうか。。
予報だと木曜から葉山は潜れるようになりそうです。
明日も真鶴に遠征です。ご予約をいただいているお客様にはこちらからご連絡をさせていただきます。

今日は寿美恵ちゃんがTUSAのアドバイザーSTAFFの仕事で海洋公園に行っています。
ご報告はまた後日にでも。

そんなわけで今日は海に潜っていないので4月の頭に鍵井さんと行ってきた岩手の水中の話を書きたいと思います。(MIXIの日記にも書きました)

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先日、いつもお世話になっている水中カメラマン鍵井さんが週刊現代の取材で岩手の海を撮影することになり、そのアシスタントとして3日間同行させていただいた。

出発日はガイド会とWEB-LUE合同のチャリティーイベントの2日目が新橋で開催された日で途中で抜けて週間現代の編集の方と鍵井さんと3人で車で岩手にむかった。

今、考えればかなり緊張した精神状態にあったんだなーと思うが、その時は鍵井さんが少しでも良い環境で写真を撮ってもらえるように頑張ってこよう!
という気持ちが僕の心の中の思いの9割以上を占めていたように思う。

夜の9時に東京を出て岩手に着いたのが朝の4時くらい。
すぐに港に行って出港となった。
準備をしていると。。いつもきているZEROのあったかーいインナーが見当たらない。。
いきなりちょっと泣きそうになった。。
快適に写真を撮ってもらはないといけない鍵井さんに「インナーがないんです。。」と泣きついて薄手のジャンパーを借りてなんとか暖かく潜れた。

撮影現場に行く船は大きくて暖房が入る個室もあるのだが、この個室が小さい。暖房も切るかMAX熱いのが出るかの2選択!
この個室の中で一番長い時は4時間以上けっこう荒れている海の中を移動した。できればたまに外に出たいけど外は大荒れ。。
出るに出れなくて、体がむずむずした。。

水中撮影はボートでのエントリーで5本。ビーチからのエントリーで2本。
流されてしまったボートや壊れた製氷工場、家がそのまま海に持っていかれてしまっているところなど様々であった。
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水中全体に感じられたのは崩れた岩が流れ込んでしまっていて海藻類が壊滅してしまっているということ。
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死んでしまった貝や港から出荷予定であったらしき大きな魚の死骸、大量のゴミが目についた

3日間で目にした生物はヒトデ、ホヤ、ニジギンポの幼魚、ヒメイカ、そしてダンゴウオ。

ダンゴウオがいた時は必死で鍵井さんにダンゴウオがいることを伝えるので精一杯であったが、ほとんど生物を目にしない3日間の中でダンゴウオに出会えたことは今考えたらすごい事な気がする。
鍵井さんという沢山のダイバーの方が写真を目にするカメラマンが北の海の象徴といっても良いダンゴウオの写真を撮って色々な方に見てもらえた!って神様が「頑張れ!また復活できる!」っていうメッセージを送ってる気がした。

すべての取材が終わって鍵井さんと岩手から帰ってくる車の中で急に「無事に潜り終わって良かった」って思ったら、なんとも言えない気持ちになった。
レンタカーを返す場所にナナのスタッフや妻や息子が迎えにきてくれて鎌倉の回転寿司で鍵井さんファミリーとも合流。
みんなでお寿司を食べたら一杯話したいことがあって、帰りの車も寝るまでも、しゃべり続けてた気がする。。

次の日は元々、予定されていた神奈川テレビの「鍵井さんが紹介する葉山の海」の取材で岩手から帰ってきた次の日に葉山に鍵井さんと潜った。

一言でいうと
「日常ってなんて素晴らしいんだろー!!」
葉山の海に毎日、潜って生物とあたりまえのように触れ合い、お客様と楽しい話をして、くだらない事で笑っていることって素晴らしいなーって、なんとなくは思っていたけど心から思えました。

復興するのってすごい大変なことで時間がかかることですが、僕にできる小さなことでもしっかりやっていこうと思います。
日常を大切にして、皆さんに海の素晴らしさも怖い所も葉山の凄さも少しでも多く伝えていけるように頑張っていきます。
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by teru77t | 2011-04-25 17:59 | 葉山 | Comments(7)